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ブランドの真の価値を理解してもらうには?

配信日:2011年

先日、ブランディング実践研究会の会員さんから以下のようなメールを頂きました。

『おはようございます。
書籍の方、昨日、概ね執筆作業が終了しました。あとは、書籍化に向けて、編集作業を行う段となりました。ここまで進めることが出来たのは、なんだか夢のようです。ここ数ヶ月間、大変な出来事がおきているのは、この本の執筆をせざるを得ない状況に追い込んでくれたのではないかとさえ思えてきます』(12月9日に拝受)

本当に良かったなと思っています。
この方は経営コンサルタントをされていて、ちょうど1年前のセッションで「そろそろ書籍を出版されてはどうですか」とご提案させて頂いたのです。この一年のうちに出版社も決定していて、いよいよ原稿の仕上がりのみを待つ段となっていました。

コンサルタントに限らず業師を職業とされている人にとって書籍は非常に重要なコミュニケーション・ツールです。特にその人物(ブランド)の真の価値を知ってもらうには欠かせないものです。

業師、経営コンサルタントに限らず、ブランドの真の価値を理解してもらうにはどうしたら良いのでしょう?

一般的には自らの独自性をベネフィットに翻訳して伝えることと言えるのですが、今の時代は便利さや経済性だけでは消費者を動かすことは難しくなっているように思うのです。

最近、クライアントさんでも「ワクワク感」「WOWという感じ」を消費者に届けたいと考える企業が多くなっているのはそのような背景があるのではないかと思います。

ブランドの真の価値を理解してもらうには、ベネフィットのみならず、そのベネフィットが生まれた「歴史や伝統(実績)」「固有の技術」「美意識」を消費者に伝えることが必要だと思うのです。まさしく「商品を語るのではなくブランドを語る」という発想が大事ですね。

商品を語る場合、多くはベネフィットを語ることになります。しかしブランドを語る場合はベネフィット以上に「歴史や伝統(実績)」「固有の技術」「美意識」を語ることになるわけです。つまり単純にネーミングやロゴの露出のみにとどまらず、その背景にある「ブランドの構想力」を語ることと言っても良いかもしれません。

それを色々な形で繰り返し発信していくことが大事ではないかと考えます。
逆に言うなら、どんなに素晴らしい商品を作ってもそれらを伝えなければ「仏作って魂入れず」の状態で、ブランドが持つ夢の部分(真の価値)をちゃんと理解してもらえないのではないか?

そういう点では、先ほどの経営コンサルタントの方の書籍は非常に語りやすいツールと言えます。この1年をかけてその方と話してきたのは「ご自身がされてきたことを書いて下さい。それが世の中一般から見て間違っているかどうかはあまり気にしないで下さい。ご自身が信じてやってきたことを正々堂々と世の中に問うていきましょう」ということです。

きっとそのような原稿に仕上がったと思っています。

これこそがブランドとしての生き方ではなでしょうか?

そしてブランドの真の価値を感じる瞬間ではないかと思います。それが伝わった時に消費者に「ワクワク感」「WOWという感じ」を持ってもらえるのではないでしょうか?

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