この人にあって勉強させてもらいなさいと言われているようです。

配信日:2013年5月1日

最近、とても不思議な体験をよくします。
「まさかぁ~」と思っていましたが、あまりにも続くのでみなさんとシェアしようと思いました。

私がかかわっている経済同友会で、あるファイナンシャル・プランナーの方と知り合いになりました。この方は独立して活動されるFPさんで、とても優秀な方なのです。私の専門がブランディングだと知って「一度、話を聞かせて欲しい」と言われました。

先方に出向き、話を伺いながら、どんなブランディングが可能で有効なのかを一緒に話しました。当然、私は保険業界のことを充分に知っているわけではないので、そのような一般知識について、また業界内での仕事の傾向や業界地図についても伺うことになりました。結局、保険のみならず金融業界について色々と教えてもらうことができました。なぜならこの方は保険商品だけでなく、その他の金融商品も扱っていらっしゃったからです。大変勉強になりました。

不思議なことはここから始まりました。
その数日後、ある老舗の金融関係の会社から「60分体験セッション」の依頼が来たのです。しかも急いでいて、すぐに時間を作って欲しいとのことでした。私は驚きました。「まるでこの前のFPさんとのミーティングはこの案件のための予習だったな」もし、そのような集中的に業界のことを知る機会がなかったら、金融について手探りで一から猛勉強しなければならなかったでしょう。私は感謝しました。セッションでは非常に活発に議論を交わすこととなりました。

こんなこともありました。
あるコンサルタントの友人がセミナーを開きました。CRM(カスタマーリレーション・マーケティング)の専門家です。お客様との関係性を維持・発展させる手法です。特に友人が得意とするのは人的サービスを通じてのCRMです。受けてみて、あらためて友人のすごさを知りました。非常に楽しいセミナーで、また現在の小売店舗、またはサービス業が直面する課題と打ち手がよく理解できました。

すると・・・その数日後、あるサービス業の会社さんからコンサルティングの依頼がきました。従業員のサービス品質を上げることが課題です。まさに「人的サービスを通じてのCRM」をそのまま応用するようなプロジェクトでした。私はぞっとしました。「こんなことってあるのかね」またしてもセミナーが「予習」となったのです。

実はこのようなことが、ここ1ヶ月で4つもありました。単なる偶然かもしれませんが、それにしては重なりすぎる・・・。なので、私には偶然とは思えなくなりました。あたかも神様が「お前はここが勉強不足でこのままだと近いうちに苦労するから、この人に会って勉強させてもらいなさい」と言われているようです。人の縁を大事にする、人と会うというのは、実はそのような「仕込み」のチャンスをもらうことかもしれない。その仕込みが出来たところから、どんどん「良き未来」が生まれてくるのではないか?

先日、阪本啓一先生にお会いした時に「時間とは人間が勝手に生み出したものだ」「本当はそのようなものはなく、すべては同時に起こっている」という話を聞きました。そんなことも思い出しました。つまり、すでに金融業界の仕事をすることが決まっていてFPの方に会ったのではないか。すでにサービス業の仕事が決まっていてセミナーに招待されたのではないか。だとすると、未来を予知するような出来事(例えばセミナー)は、未来に起こる出来事(サービス業の仕事)の一部だということが出来るでしょう。

こんなことを思うようになってから、最近の私は妙にわくわくしているのです。まるで未来の良きことを日々予測しながら過ごしているようです。特に新しいことが起こった時はそうです。その「新しいこと」に関わると、必ずそれに関連した「良きこと」が起こるように思える。これはこれで幸せな思い込みかもしれません。(笑)

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