同じエリアにあって売上に差が出る理由は明らかです。

配信日:2014年5月07日

早起きは三文の徳と言いますが、「本当にそうだなぁ」と思います。日曜日の朝7時ごろ、近所を散歩します。カフェの開店時間がそれぞれなのに気づきました。ほとんどのお店は9時以降の開店なのですが、スターバックスとIVYプレイスだけは7時からやっています。

私の家の近所は日曜日でも「朝型人間」が多いようです。八幡通りなどメインの通りは散歩やジョギングの人、カフェはシニアの方から若い人まで、ほぼ満席です。多くの人は本を読んだり、勉強をしたり、私のようにパソコンに向かっていたりと様々。

「どこにこんな人がいたのだろう」と思うほどの人数です。私もスタバでコーヒーを注文します。一方、近所のカフェは9時以降の開店。同じエリアにあって売上に差が出る理由は明らかです。「もっと早い時間から人はいるのにもったいないなぁ」と思います。これが早起きは三文の徳の構図ですね。

先日、友人夫婦と食事をしていて話したことがあります。「今の人生を変えるには?」です。別段、我々が人生に悩んでいたわけではないのです。話していて「意外と簡単に人生を選びなおすことが出来るのではないか」という流れになっただけのことです。

そう「人生を選びなおす」という意味が良くわからないのです。「選びなおすってどうやって?」そもそも今の人生を「選んだ」という感覚がなければ、選びなおすと言われてもピンっとこない。かつて私は「意識を変えることだ」と思っていました。人生を意識的に生きること。意識的な変化が人生を選びなおすことだと思っていました。これはこれで、そうだと思います。

しかしどれほど意識を変えたつもりになっても、人生が変わっていかないことも感じていました。やはり「選びなおす」の意味がわからないと思いました。

友人と話していて出た結論は「いまの行動を変える」ことです。最初から意識を変えるのは難しいかもしれない。しかし行動を選びなおすと意識も選びなおされるのではないか。つまり、人生を選びなおすとは「いまの行動を選びなおす」こと。まるで万華鏡のなかを覗いているようです。目の前の模様(景色)を変えたければ、願い念じる(意識を変える)だけでなく、万華鏡そのものをぐるりと回してみる(行動を変える)。すると新しい世界が展開するわけです。

どういう人生を選ぶかは、どういう人生でありたいかをもとに、それに相応しい行動を起こすことなのですね。健康になりたければ「食べるものを変えてみる」。人から認められたければ「努力してみる」。そして豊かになりたければ「早起きしてみる」。すべては小さなことです。それなのに、そのように行動を変えると人生が変わり始める。やがてそれが習慣になると、本当に人生が入れ替わるのだと思います。きっと私たちがこれまで無意識に選んできた人生もそのように出来ています。それを今後は意識的にやってみることですね。

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