流れに乗るにはどうすればよいか

配信日:2014年7月2日

ひとは「流れに乗っている時」が本当に強いですね。思いがけないところからポンっと良い話が飛び込んできて、ポンッとそれに乗っかるだけで、ダーッと高いところまで飛ぶことができるようです。あとは「流れに乗って」目の前のことに取り組むことですべてがうまく回ります。

意外と、人生とはそのようになっているのではないかなぁと思います。そこで「流れに乗る」ことについてちょっと考えてみましょう。

まず飛び込んできた話にポンッと乗れることが大事ですね。ひとは現状維持をここちよく思うもので、あまり変わりたがらない性質を持っていると思います。コンフォートゾーンとでも言いましょうか、面白い話やチャレンジングな話が来た時に積極的になれるかどうかの問題があるようです。

流れに乗る人たちは「チャンスの女神」の話を良く知っていて、さっと前髪を掴むことが出来るのですね。聞いたところによると、チャンスの女神には前髪しかないらしいのです。後ろ髪がないので、目の前を通り過ぎる前に掴まないと、二度と捕まえることは出来ないという話です。

そのような話にポンッと乗れたら、次にやることは「行動する」ことかと思います。行動の重要性はいまさら言うまでもないでしょう。見ていますと、ひとは「現在の仕事」を理由に、なかなか新しいことに取り組めない性質があるようです。理屈をもとに躊躇しがちで、時には思慮深いとも言えるのですが、結果として何も進まない。

ある友人の話。彼は37歳にしてミリオネアになりました。彼の一番凄いところは「どんなことにもNoと言わない」ことです。うまく行きそうな新しいアイデアを思いつくと(または人から持ち掛けられると)「OK、すぐにやろう」と言って本当にすぐにやるのです。そこでお金を使うこともあります。うまく行かないことも当然あります。しかしたまには大きく成功します。要するに「所詮、うまく行くかどうかわからないのだから、さっさとやってみて検証すればいいじゃないか」というのが彼のアプローチです。むしろスピード、「すぐやる」のが大事なのですね。

そのように行動してうまく行くことがわかったら、最後にやることは「この2つのことを繰り返す」ことです。どんな人にも、必ず新しい話が来ます。それに「乗って」「すぐやる」ことです。「流れに乗る」とは実はサーフィンのように「波に乗る」感覚ではないかと思います。波(プロジェクト)を怖がらずに、サーフィンすることが長期的には「流れに乗る」ことになるのではないでしょうか。その時に「このような仕事で一流になりたい」とか「このような人生を生きたい」という自分なりのビジョンがあれば、なお最高でしょう。

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