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今年のキーワードのひとつは「健康」だった。

配信日:2015年12月16日

今年はいろいろなクライアントさんで、それこそどのような業界でも「健康」という言葉を聞きました。健康志向のコンセプトやそれをキーワードにしたマーケティング、ブランディングですね。健康志向は去年もあったけど、今年の取組みはそれ以上だったように感じます。

健康のありがたさは、歳を重ねるほどに実感します。先日の忘年会でのこと。出席者は私と同年代(47歳)の人ばかりでした。テーブルを囲んで盛り上がった話は、やはり健康です。「今年は糖尿病で1ヵ月入院した」「糖質カットの食生活」「四十肩について」「腰痛について」「最近、和食が増えた」「食事がどんどん質素になっているが食生活はむしろ豊かになった」更に保険関係の友人もいたので「経営者の健康と加入できる保険について」・・・とうとう自分もそういう話をする歳になったのかと苦笑しました。飲むものもビールではなく白州のソーダ割りです。笑

いまでもよく話題にのぼるスティーブ・ジョブズ。1か月ほど前、彼の病床での手記をSNSで見かけました。「私はビジネスでは誰もなしえないほどの成功を得た。ビジネスではお金を払えば、例えば運転手を雇えば、自分で運転する必要はない。何かを発注して誰かに代わってもらえる。しかし病気だけはそうはいかない。私の代わりに誰かが病気を引き受けてくれるわけではない。どんな成功も解決できないのが健康問題だ。健康でいなさい」

私なりにうろ覚えの内容をまとめるとこんな手記でした。マズローの欲求段階説でいうなら、「ハングリーであれ、愚かであれ」と、ジョブズは第五段階の「自己実現の欲求」まで満たしたかもしれないけれど、彼が最後の最後に欲したものは第二段階の「安全の欲求(健康であることも含まれる)」だったと言えます。

断捨離にも同じく健康の概念があると思っています。成功者の部屋は実にスッキリとしていてモノがなく、だからその空いたスペースに仕事やお金がどんどん入ってくるのだとか。またはモノが多いのは部屋という自分の生活空間と生活時間、つまり「人生そのもの」をモノに乗っ取られている状態だと言います。

私の解釈では部屋にモノがなくスッキリしていると「掃除がしやすい」ことがポイントです。いちいち床の物を持ちあげて掃除する必要がないのです。逆にモノがあると掃除機をかけるのも手間になり、掃除の回数が減る。掃除の回数が減ると、目に見えないチリや埃が舞っているなかで毎日の生活をするわけで、当然、健康にもよろしくないわけです。すると病気になりすく仕事にも影響し、富という成功のひとつの指標から遠ざかるわけです。成功者が成功しているのは、掃除がしやすい環境に住み、毎日元気でバリバリ働けるからなのです。

健康であることは、しみじみ感じて感謝し、今日も元気に仕事することなのでしょう。4年前に亡くなった祖母が病床のベッドで話してくれた言葉を思い出します。「健康が一番だよ」でした。ありふれた言葉ですが、いま思い出しても祈りに近い親の愛を感じます。

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