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個人や企業の目標を効果的に達成する方法

配信日:2016年02月03日

こういうテーマは正月にお知らせするのが良いと思いますが、二月節分は本当の年の変わり目と理解しているので、今回、紹介することにしました。

そもそも「目標を立てるのは意外に難しい」と私は思っています。みなさんはどうでしょうか。個人であればなおさらです。どれほどよく考えて念じて作った目標も、往々にして忘れることもあれば、やがてどうでもよくなってしまうこともあります。そうやって元旦にたてた目標も風化していくことを、誰でも経験しているのではないでしょうか。

企業では年次目標以前に、まずは「なぜその仕事をするのか」というミッションがあり、そのために「どういう会社であるべきか」というビジョンを持ち、そして「どのような行動を価値のあるものとして評価するのか」というバリューズなるものを描きます。これをミッション・ステートメントといい、その前提で今年度の達成目標はこうだ、とやるわけです。

そもそも個人ではミッション・ステートメントのようなものを真剣に考えたことがない。これが目標を立てるのが意外と難しい理由ではないかと思います。「なぜ、今年はその目標を追うのか」の明確な理由、立脚点がないのです。結果、会社の仕事は一生懸命やるけど、個人的な目標は特に考えたこともなく生きる人は少なくないし、そもそも何のために生きているのか自体、考えたこともないわけです。目標として書かれたものは単なるその時の思い付きか、もしくは希望・願望です。

また目標を立てるのは難しいので、考えたくないと思うかもしれません。そんなものはなくてもなんとでもなる。そう考えるのも良いですが、イメージできないものは実現しないので、どうせなら描いたほうが良いのです。考えたくないといのは、要は怠慢なのですが、一度、じっくり考えてみるといろいろな気づきがあるようです。

私は「今年はこうしたい」という目標(希望・願望・思いつき)のむなしさを何度も味わってきたので、いまではそういう目標は立てないことにしました。その代わりに「今年はこういう自分でいる」という「在り方」を目標にするようにしています。これは先ほどのミッション・ステートメントのビジョンにも通じるもので、必然的に自分自身の理念や行動規範(バリューズ)を考えるきっかけにもなります。一年という短期での目標というよりは、「今後も続く人生のなかの今年、または今(いま)のあり方」を目標として書きます。いや、目標というよりは確認作業に近いように感じます。そして年々、そのあり方が高度化・進化するようにチャレンジ、ブラッシュアップをかけます。

これですと「いまどうか(達成できているか)」を確認しながら進めるので、非常に分かりやすいのです。また時には目標に照らし合わせて、自分のあり方を「まずいな」と見なしたたり「こういう場合、本来あるべき自分ならどうするか」と判断基準にすることも出来ます。要は進捗確認が可能な目標設定になります。

企業のなかでもミッション・ステートメントをクレドにまとめて、例えば週明けの月曜日に部内で集まって、先週の反省をすることがあります。これも同じように「在り方という目標」を判断基準にした実効性の高い目標活用術だと言えます。個人がパーソナル・ブランディングを始める時も、このような目標の活用をしてみてはどうでしょうか。

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