増税前の駆け込み需要

配信日:2019年9月18日

10月から消費税が10%になり、ポイント還元とか難しいことになっています。それも「この会社のクレジットカードならこう」とか「この会社のスマホ決算ならこう」とか、正直、トリッキーでよくわからない。消費の冷え込みを気にした、妙な施策などあってもなくても同じで、もう「一律10%になる」で良いのではないか。

僕などは単純な人間ですから、精々現金かクレジットカードで支払うくらいなのでそれに応じればいいですが、いろいろな支払方法を持っているひとは大変だなと思います。それ以上に小売店や飲食店はもっと大変なのでしょうね。

例えば、僕が使っている三井住友VISAカードを例に考えると、「実質値引き」というのが対策のようです。ありがたいです。僕はポイントを貯めるだとか、どこかの小売店のカードを大事に持つとかの価値観がなく、クーポンなど貰ってもすぐに捨てるタイプです。ANAやJALのマイレージも同じで、たまる一方で使えずにいます。単純な値引きは、だからありがたいのです。しかしよく見ると、これも「月に1万5,000円を上限に」という但し書きがあって、なんだか面倒になった感じがします。難しさは、利用意欲を削ぐ。「施策はわかりやすさを重視しないと実際に機能しない」と、昔、上司に言われたのを思い出します。

消費税10%を前に「駆け込み需要」もあるようですね。1年ぶりに20年来の友人とランチをした時のこと。有機ELの大型テレビを買うかどうかで迷っていると言っていました。「そんなに欲しいの?」と聞くと「すごくいい」と返答してくれました。僕はそもそもテレビを持っていません。昔は持っていたのです。もう10年近く前です。しかし、2011年、地デジ化に伴いテレビ画面の右上に「アナログ放送終了まであと9日」とか、「地デジ化でこのテレビはもうすぐ見られなくなります」のような表示が執拗に出るようになって、鬱陶しくなって「もう、ええわい」とテレビそのものを捨ててしまった。以来、テレビなしでやっています。

しかし友人がそんなにいいというのならと、新宿のビックロにそのテレビを見に行きました。ソニーのBRAVIA。有機EL、4Kチューナー内蔵の55V型。なんと画面そのものから音が出て臨場感が凄いというものです。値段は32万9,880円。店員さんがいろいろと教えてくれました。「画面を触ってください。音で振動します」「4Kなのでこの色彩感です」「番組だけでなくYouTubeやNetflixなどの動画、映画もこの迫力で見られます」そして「僕がお客様でも、これが一番欲しいです」。

僕は考えました。「いま買えば、10%-8%=2%お得だ」店員さんも増税前であまり売り込む必要もなく、「買うか、買わないかは、あなたがどれくらい賢いかによります」みたいな感じです。そこで質問をしました。「次に最新機種が出るのはいつですか?」「来年の春になると思います」「その時に、この機種はどの程度、値引きされますか?」

店員さんは、うーんと考えると「あまり値引きされません。されても10%から15%くらいだと思います」なるほど。すると今買うと、2%お得で、もうちょっと待って新機種が出る時に買うと10%から15%お得なのですね。僕はそもそもテレビを持っていなくて、あと半年くらい、テレビなしでも問題はない。来年の春にこれを買うほうが得じゃないかな…。店員さんに「そういうことですか?」と聞くと、苦笑いされました。

最後にひとつ質問しました。「本当にお買い得な時期っていつなんですかね?」店員さんが答えてくれました。「正直、僕らもよくわかりません」笑

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