繁盛の秘訣

配信日:2019年11月6日

出張で大阪にいます。昔の友人と一杯飲むために、新世界に来ました。あらためてインバウンドの外国人が多いなぁと眺めながら、大阪経済の好調な様子を間近で見るおもいでした。

ふとKUKAI(空海)という映画を思い出しました。あの映画は素晴らしかった。映画では空海が留学した唐・長安が色彩鮮やかに再現されるのですが、通天閣を見上げるメインストリートの、昼間のように明るい、大阪チックな無数の看板がそれを思い出させたようです。

新世界は聞くところによると、昔は日雇い労働者の歓楽街でたいして区画整理もされていなかったらしいですが、いまでは外国人の観光スポット、グルメ街になっているのですね。唐の長安もそうでしたが、外国人が行き来する街というのは経済効果が大きいのだろうな。「すべての道はローマに通ず」の如く、圧倒的多数のひとの往来は、消費を生み、消費は地元の仕事を活発にし、仕事は収入をもたらし、収入は地元のひとの消費を拡大させる。こうして街はもっと栄える。その先にあったのがローマ帝国やシルクロードの長安ということでしょう。関空の戦略は大成功だった。インバウンドのひとたちを見て、大阪はこれからも、もっと栄えるだろうと思いました。

「お客さんは元気のあるところに集まる」も、あらためて感じました。活気のあるところ、さらに活気が集まる。だから街は夜でも明るいほうが良いし、ひとの笑い声や威勢のいい声はお客を呼ぶ。商売の基本は「声を出すこと」という教えもあります。おそらくシャッター街がシャッター街なのは、大手が出したロードサイド型大型店にお客を奪われたという事実はあるものの、一方で「元気がなくなっていた」という事実もあるのではないかな。(同じことはいまのロードサイド店とアマゾンの関係にも言える)

これをひとに当てはめると、どういうことだろう。僕は「元気とは若さ」だと思っています。もちろん、年齢的な若さではなく「気持ちの若さ」です。歳は若いのに辛気臭いのもいる一方で、歳をとっているのに、笑っちゃうほど若いひともいます。僕も、そうありたいと日々努めています。笑

そして若さは「言葉」に出ると思います。よく「昔の話ばかりするようになったら老いた証拠」だとかいうけれど、あながち間違っていないのではないか。いつも同じことばかり話しているのではなく、もっと「いま」の話をしてはどうか。いや、これは自分への戒めでもあるのです。僕も話す内容と言葉に注意しています。

誰かが言っていましたが、ひとの「言葉」というのは、植物でいう「葉っぱ」なんでしょうね。「楠(くすのき)千年、今年も変わらぬ若葉かな」という言葉の通り、100歳まである人生を、好奇心と新しい言葉で生きていく。そうすると長安や新世界のようにひとの往来も多くなり、人生も商売繁盛でやっていけるに違いないのです。

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