GPTとの共存・共創を考えるセミナーになりそうです。
配信日:2023年4月19日
来週25日のChat GPTセミナーは多くの方々が参加して下さるようで、僕もいまから楽しみです。まだ募集していますのでご希望の方はどうぞ。この1週間、あらためてGPTを使い倒し、いろいろな資料も調べながらセミナーのコンテンツを作り上げました。最初は「しょせんは道具で人間には勝てないよ」くらいの先入観で見ていましたが、コンテンツを作るにつれて結論が変わりました。正直、人間より優秀です。単純に「文章を自動生成する」こと以上に仕事がデキます。それによって影響を受ける職業もあるでしょう。なにより「仕事が早い(速い)」。人間でも同じだと思いますが、まずは仕事が早いことがその人材を優秀とみなすかどうかの判断基準です。しかも仕事の正確性もある程度認められれば、これは逸材だということになります。
一方で職業のみならず「人類の脅威」と考える論もあります。『人工知能(AI)の進化が新たな段階を迎えた。人間をしのぐほどの高度な言語能力を獲得し、幅広い知的作業を担い始めた。人類は「自らより賢い存在」となりつつあるテクノロジーとどう向き合うべきか。(中略)歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は著書「サピエンス全史」で、数十万年前に登場した現生人類のホモ・サピエンスが地上の覇者となった理由に「比類なき言語」を挙げた。いまやその特権は人間だけのものではない。(日経新聞2023年4月17日)』。なるほど、そういう見方もあるのでしょう。
ただ「現れてしまったものは後戻りできないのではないか」という素朴な反論もあるかなと思います。進化を否定しても何も始まらない、なにより便利なものはどんどん使えばよいと思うのですがいかがでしょうか。とても商人っぽい意見で恐縮ですが、このあたりは賛否両論ありそうです。一方で、今後GPT(AI)とどういう関係性を築くかもが考えるべきでしょう。そして誰もがこれと共生・共創できるようになることを願っています。今回のセミナーに込めた想いはここですね。