早稲田大学で講義をします

配信日:2024年6月7日

9月11日に早稲田大学日本橋キャンパスで社会人向けにブランド戦略の講義をすることになりました。「ブランドを実践的に学ぶためには、理論もさることながら、実際にブランドを成功に結び付けた経験者の体験から学ぶことも必要になります。この講座では、基礎的な理論を学ぶと同時に、ブランド戦略について、商標管理・企業ブランド・各業界のブランド戦略と網羅的にカバーした講座を展開します(同大学のウェブサイトより)」。講座ではコカ・コーラ、リクルート、トヨタ、味の素、ダイキン、電通デジタルという錚々たる企業のマーケターが登壇します。そんな中に僕も入れてもらえて、とても光栄です。僕が話すのは「主に食品グローバルブランドをいかに日本で成功させたか」です。あくまでも実体験ベースであることがこの講座の特徴のようです。そこで、僕もこれまでの実務経験から成功事例・失敗事例を生々しくお話したいと思います。

今回の講師の顔ぶれを見ていて「あっ」と思ったのは、リクルートの野村恭子さんと元味の素の中島広数さんも登壇されることでした。実はリクルートさんは2019年、味の素さんは2012年に仕事の依頼を頂いたクライアント企業で、かつ今回のお二人は当時のプロジェクトの中心的存在でした。そしてお二人の仕事の素晴らしさはいまでも覚えています。このように支援先企業の担当者の方々と、数年後、共に講師の側でご一緒できるのは感慨深いものがあります。とても楽しみにしています。

世の中のトレンドを考えると、今後、このように支援先企業の担当者と登壇する機会はもっと増えるだろうと思います。「僕が仕事をするクライアント、支援先企業のなかに未来の講師がいる」。僕の支援先に限らず、最近では企業で実績を積まれた方が社外でお話をする機会が増えているようです。大学からの依頼もあれば、企業からの依頼もある。10年前であれば有名な大学教授やプロ経営者にしかなかった機会だと思います。これも近年のSNSやそれに伴うコンテンツの爆発的増加がもたらした現象のように思います。発信しやすくなった上に「新しいコンテンツ」が求められている。「講師の民主化」と言っても良いかもしれないですね。一方で依頼されるビジネスパーソンには貴重な機会に他なりません。プロ人材としての価値を高められる。これまで出会うことのなかった人たちと知り合える。さらには「ひとに発信する」ことで自分自身の専門性を鍛えることが出来る。そして自己肯定感が高まる。良いことばかりです。「ひとに発信する」のはキャリアを大きく育てる重要なアプローチだと言えます。特に若いビジネスパーソンや専門家にとってはキャリア形成の重要なパーツだと思います。機会を捉え発信する、または自ら主体的に発信していくことを心がけたいものですね。

▼2024年9月11日(水)早稲田大学日本橋キャンパス開催、社会人向けのブランド戦略講座の詳細はこちら▼
早稲田大学日本橋キャンパス『ブランド戦略実践講座~成功事例を当事者から学ぶ~』
https://wasedaneo.jp/course/course-detail/17922/

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